Q1:白黒印刷(モノクロ)の場合、影や立体感はどう表現すればいいですか?
A1:鉛筆を寝かせてこするような淡いグラデーションは印刷で潰れる原因になります。影をつけたい部分は、等間隔の細い斜線(ハッチング)や、点描、あるいは漫画で使われるような思い切った黒ベタで表現してください。白と黒の境界をはっきり分けることが、印刷機を通しても美しい仕上がりを保つ秘訣です。
Q2:表紙の題字(「第〇回 合唱コンクール」など)は自分で絵の中に描くべきですか?
A2:学校の募集要項を必ず確認してください。「文字は実行委員会側でパソコン打ち込みにて後入れする」と指定されている場合は、絵の中に文字を書き込んではいけません。その場合は文字が入るスペースを空けてイラストを配置します。一方、文字も含めたトータルデザインを募集している場合は、定規を使って力強く読みやすいフォントでレタリングを施す必要があります。
Q3:アナログ(手描き)とiPadなどのデジタル作画、どちらが選考で有利ですか?
A3:現在の教育現場では、制作手法そのものによる有利・不利はほぼ存在しません。デジタルは修正が容易で白黒のコントラスト調整が完璧にできるメリットがある一方、学校への提出形式(紙出力かデータ送信か)に対応する必要があります。手描きであっても、最終的に黒のサインペンで丁寧にクリンナップされていれば、手描きの温もりや勢いが審査員に強く響くケースも多々あります。