教育(Education)と娯楽(Entertainment)の融合を意味する「エデュテインメント」。この言葉の真髄が、フロア各所のタッチプールやインタラクティブ水槽に凝縮されている。瀬戸内海の浅瀬を忠実に再現した波打ち際エリアでは、潮の満ち引きによる生物の行動変化を自分の手肌で感じ取ることができる。
著名な魚類学者でありタレントのさかなクンが提唱してきた「魚を好きになることが海を守る第一歩」という哲学が、展示設計の根底に息づいている。館内の解説パネルは学術的な専門用語を噛み砕き、魚たちのユニークな生存戦略をユーモアたっぷりのストーリー仕立てで伝える。子どもだけでなく大人も足を止め、魚の口の構造やウロコの配列に見入ってしまう。