彼女のブログやX(旧Twitter)、Instagramの発信を読むと、独特の人間味に溢れている。「〇〇がなければ省いてOKです」「焦げてもそれはそれで香ばしくて美味しい」「最悪、めんつゆをかければ何とかなります」といった、作り手を包み込むような温かい言葉が並ぶ。
完璧主義を強いる料理本が多い中、山本氏のスタンスは常に「失敗しても大丈夫」だ。この寛容さが、料理に対して苦手意識を持っていた層や、毎日の献立作りに疲れた人々の心を軽くする。SNSのコメント欄には「ゆりさんの言葉に救われた」「料理が好きになった」という感謝の声が絶えない。単なるレシピの提供にとどまらず、心理的な安心感を与えるコミュニティがそこに形成されている。