雑誌グラビアでの快進撃と並行して、橋本環奈は人生の節目ごとに記念碑的な写真集を世に送り出してきました。それぞれの作品は、少女から大人の女性へと脱皮していく内面的な成長と見事に呼応しています。
2014年11月にリリースされた1st写真集『Little Star 〜KANNA15〜』(ワニブックス)は、世界的写真家レスリー・キー氏が撮影を担当。15歳特有の繊細さと疾走感をダイナミックに切り取り、アート性の高いビジュアルで業界内外に大きな衝撃を与えました。
続く2016年3月発売の2nd写真集『カレイドスコープ』は、高校生活最後のきらめきをテーマに構成されています。青い海や自然光の中で見せる制服姿、等身大の無邪気な表情が凝縮されており、青春の儚さと圧倒的な透明感がファンの間で高く評価されました。
そして20歳の節目となる2019年2月に講談社から刊行された3rd写真集『NATUREL(ナチュレル)』では、撮影地にフランスのパリおよびニースを選択。「自然体」をコンセプトに、ほぼすっぴんに近いナチュラルメイクで挑んだ本作は、大人びた表情やリラックスした佇まいを捉え、女性読者層からも熱烈な支持を獲得しました。さらに20代半ばを迎えて刊行されたアニバーサリー作品に至るまで、彼女の出版物は常に同世代のフロントランナーとしての歩みを映し出しています。