かつての福箱は、ブランド側にとって「在庫処分の手段」という側面が強かった。しかし、サステナビリティへの要求が極めて高まった現在、そのビジネスモデルは通用しなくなっている。環境負荷を減らすため、多くの企業がアップサイクル品やデッドストックの生地を再利用した限定アイテムをパッケージの目玉として投入し始めた。
廃棄物を出さないという企業の姿勢が、そのままブランド価値の向上につながる時代だ。消費者は、単に安いから買うのではない。その箱を買うことが、地球環境への配慮に貢献しているという『ストーリー』に共感し、財布を開いているのだ。