ネット上の情報では「キャンプにはSUVを選べば間違いない」という論調が多く見られますが、ここには明確な誤解が存在します。
クーペスタイルSUVの積載トラップ
昨今のクロスオーバーSUVに多い、スタイリッシュな傾斜リアガラスを持つモデルは、荷室の床面積が広くても「高さ方向」の容積が大きく削られています。スクエアな大型コンテナボックスを重ねて積むことができず、結果として2〜3人分の荷物で視界が塞がれてしまう事態に陥ります。
ルーフキャリア導入のメリットと隠れたデメリット
車内の積載不足を解消するルーフキャリアやルーフボックスなどの積載便利グッズは、テントや寝袋などの嵩張る軽量ギアを外出しできる優れたアイテムです。しかし、以下のデメリットを十分に認識しておく必要があります。
- 燃費の悪化:空気抵抗の増加により、高速巡航時の実燃費が約8〜15%低下する。
- 全高の制限:車高が2.1mを超えると、自走式立体駐車場やドライブスルー、コインパーキングのゲートバーに進入できなくなる。
- 荷物の積み降ろしの負担:脚立やタイヤへの足掛けが必要となり、悪天候時の積み降ろしは体力を消耗する。