ヤマザキ「ミニスナックゴールド」が巨大でミニじゃない理由と誕生秘話

ヤマザキ「ミニスナックゴールド」が巨大でミニじゃない理由と誕生秘話

ヤマザキ「ミニスナックゴールド」が巨大でミニじゃない理由と誕生秘話の詳細解説をご紹介します。専門的な知識が満載です。

なぜこの規格外のサイズ感で「ミニ」という名前が付けられたのか。その理由は、山崎製パン公式の歴史を紐解くと明確になります。実は、ミニスナックゴールドが登場する前、1968年(昭和43年)に元祖となる「スナックゴールド」が発売されていました。

この元祖スナックゴールドのサイズは、なんと直径約25cm。大皿からはみ出るほどの巨大なパンで、当時は個食用の袋パンではなく、大皿に盛り付けて家族で切り分けて食べるようなパーティーサイズとして売り出されていました。

しかし、時代が進むにつれて「1人でも手軽に食べたい」「持ち帰りやすい袋入りのサイズにしてほしい」という消費者のニーズが高まります。そこで山崎製パンは、製造ラインの規格や個包装の袋に収まるサイズへとリサイズを敢行。元祖の直径約25cmから約18cmへと小型化し、1970年(昭和45年)に発売されたのが「ミニスナックゴールド」だったのです。

つまり、元祖と比較すれば確かに「小さくなった(=ミニ)」のですが、元祖があまりにも巨大すぎたため、小型化された後も一般的な菓子パンの枠を大きく飛び越えるサイズとして世に残ることになりました。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。