無人島に持っていくもの1つ選ぶなら?心理テストの真相とサバイバル必需品10選

無人島に持っていくもの1つ選ぶなら?心理テストの真相とサバイバル必需品10選

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「無人島に持っていくものを1つだけ選ぶなら何か」という究極の問いに対し、元特殊部隊員やプロのサバイバル指導員が口を揃えて挙げるのがフルタング構造のサバイバルナイフ、もしくはファイヤースターターです。一般には「食料」や「水」をそのまま持ち込みたいと考えがちですが、消費財はいずれ枯渇します。持続的な生存を可能にするのは「道具を作り出すための道具(第一次生産手段)」に他なりません。

無人島にサバイバルナイフを持っていく理由は、その圧倒的な拡張性にあります。頑丈なシースナイフが1本あれば、枝を削ってシェルターの骨組みを組む、竹や木から槍や弓を作って狩猟を行う、魚を捌く、着火用のフェザースティック(木の表面を薄く削って毛羽立たせたもの)を作るといった数百通りの作業が可能になります。自然界の素材を「生きるための資材」へと変換する触媒となるのがナイフなのです。

一方で、無人島における火起こし道具の重要性もナイフに並びます。火は単に暖を取るためだけのものではありません。海辺の夜間冷え込みによる低体温症を防ぎ、採取した雨水や川水を煮沸して無人島での安全な水の確保を可能にし、さらには夜行性の捕食動物や害虫を遠ざけます。何より、闇夜に揺れる炎は遭難者の精神的パニックを抑え、生きる意志をつなぎとめる心理的安定装置として機能します。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。