カメラの回っていない現場での和久田麻由子とは、一体どのような人物なのか。番組スタッフたちの口から異口同音に語られるのは、徹底した事前準備と周りへの細やかな配慮だ。
「分厚い取材資料を頭に叩き込み、専門用語も噛み砕いて自分の言葉で語れるようになるまで妥協しない」。ある報道制作デスクはそう証言する。一発勝負の生放送中、突発的な緊急ニュースが入った際に見せる咄嗟の判断力と静かな確信に満ちた声色。それは天性の才能だけでなく、地道な準備によって裏打ちされたものだ。凛とした表情の裏にある圧倒的な集中力こそが、彼女を「看板」たらしめている真実である。