インターネット上にはびこる誤った常識を是正しておく必要があります。
誤解1:「温度が高いほどセットが1日中キープできる」の嘘
高温で髪の水分を限界まで飛ばしてしまうと、日中の外気や湿気を取り込もうとする毛髪の吸湿作用が過剰に働きます。結果として、朝は完璧に真っ直ぐだった前髪が、汗や湿気によって昼過ぎにはうねりを取り戻して崩れてしまいます。適度な水分量を保持できる140℃〜150℃でセットし、最後に適度なホールド力のあるスタイリング剤やキープスプレーで油分膜を張る方が、圧倒的に持続力は高まります。
誤解2:「メンズは髪が短いから傷んでも切ればリセットできる」
確かに毛先は定期的にカットされますが、過度な高温アイロンは生え際や毛根付近、頭皮にまで放射熱の負担をかけます。頭皮付近への熱ダメージは乾燥やフケ、毛周期の乱れを引き起こす要因にもなり得ます。また、トップの髪がチリつくと全体のシルエットがまとまらなくなり、毎朝のセット難易度が跳ね上がるという悪循環に陥ります。