大事な会議中やすぐに席を立てない場面で役立つ、即座に鼻水を止める裏ワザとして知っておくべきが自律神経へのアプローチです。交感神経を瞬間的に優位にすると、鼻粘膜の毛細血管が収縮し、分泌液の産生が一時的にストップします。
最も手軽で強力なのが「息止めストレッチ」です。息を吐ききった状態で鼻をつまみ、首を上下にゆっくり5回ほど動かしてから限界の一歩手前まで息を止めます。脳が「酸素不足」の危機シグナルを感知することで瞬時に交感神経が立ち上がり、数分から十数分間にわたって鼻腔の通りが確保され、鼻水が引きます。
あわせて押さえたいのが、顔周りに位置する東洋医学の特効ツボです。指の腹で痛気持ちいい強さでゆっくり押し込むことで、局所の血流と神経反射を整えます。
① 迎香(げいこう):小鼻の左右のふくらみのすぐ脇にあるくぼみ。人差し指を直角に当て、内側に向けて3秒押して2秒離すリズムを1分間繰り返します。
② 鼻通(びつう):迎香から小鼻の骨に沿って少し上がった中央のくぼみ。上下に優しく摩擦するように擦ることで、鼻水と鼻詰まりの双方に高い即効性をもたらします。
③ 印堂(いんどう):眉間の中央にあるポイント。中指でじっくり圧をかけることで副交感神経の過剰な興奮を鎮め、止まらない鼻水を落ち着かせます。