フィットネスの歴史を振り返ると、ボディビル黄金期を築いたアーノルド・シュワルツェネッガーのトレーニング哲学が今なお色濃く残っている。伝説的なドキュメンタリー映画『Pumping Iron』でも描かれた通り、彼は単に重いものを持ち上げるのではなく、「ターゲット部位とのマインド・マッスル・コネクション」を徹底的に追求していた。
意識を引いている背中の筋肉へ集中させるメンタルアプローチは、最先端のスポーツ科学でもその有効性が証明されている。視覚的・感覚的に自らの背面をイメージしながら引く動作こそが、古き良き時代から現代へと受け継がれるボディビルディングの真骨頂と言える。