「イッテQ登山部」の歴史において、最も大きな転換点となったのが世界最高峰エベレスト(標高8,848m)への挑戦だ。巨大プロジェクトとして動いていたこの企画は、あまりにも過酷な自然の猛威によって突如として中断を余儀なくされた。
2014年春、エベレストのアイスフォールエリアで大規模な雪崩が発生。現地シェルパら16名が死亡・行方不明となる大惨事となった。イッテQチームは現地ベースキャンプに滞在していたが、この悲惨な事故を受け、登山界全体が喪に服す中で山頂アタックを断念する決断を下した。番組出演者やスタッフの死亡事故ではなかったものの、山岳遭難の脅威が目と鼻の先まで迫っていた事実は、テレビ放送業界全体に大きな衝撃を与えた。