美容外科の臨床現場において、特に修正相談が多い3大部位の実態を検証します。
目頭切開の過剰切開:目を大きく見せ、蒙古ひだを解消する定番手術ですが、切り込みすぎるとピンク色の涙湖(るいこ)が過剰に露出し、常に充血しているような印象や、寄り目に見える不自然さを招きます。芸能界の第一線で活躍する女優でも、目頭の鋭角さが強調されすぎて表情から柔らかさが失われるトラブルが後を絶ちません。
鼻プロテーゼの歪み・拘縮:シリコンプロテーゼを長期間留置することで、周囲に形成された被膜(カプセル)が収縮し、鼻先が上を向いて豚鼻のようになる「拘縮(こうしゅく)」や、皮膚が薄くなってプロテーゼの輪郭が浮き出る現象が起こります。激しい照明を浴びるスタジオで鼻筋だけが不自然に白くテカる現象は、皮膚の菲薄化を示す典型的なシグナルです。
ヒアルロン酸の打ちすぎ(過剰注入症候群):手軽なプチ整形として定着したヒアルロン酸ですが、繰り返し注入することで組織内に残存・拡散し、笑った際に頬が異様に盛り上がる「ピロードフェイス(枕のような顔)」を引き起こします。表情筋の動きが阻害され、笑っているのに目が笑っていない無機質な印象を与える主因となっています。