生長の家についてネットで語られる情報には、明らかな誤解や不正確な記述も少なくない。ここでは代表的な盲点と誤解を是正しておきたい。
誤解1:「生長の家は今も自民党を支援している」
→ これは明確に誤りである。2009年に政治連合は解散しており、現在の公式見解は政治活動を行わないというものである。
誤解2:「生長の家は病院に行くなと教える」
→ 教団は公式に医療否定をしていない。「病の原因は心にある」という教えと、適切な医療の受診は両立し得るという立場である。ただし、一部の熱心な信徒が医療を軽視する傾向があるのは事実で、教団の説明不足が誤解を生んでいる面は否定できない。
誤解3:「信徒数は今も200万世帯いる」
→ これは過去の公称値が独り歩きしたもので、現在の実勢はこれを大幅に下回る。高齢化と若年層の宗教離れにより、実動の信徒数は縮小の一途をたどっている。
盲点:生長の家は環境保護活動に力を入れている
→ あまり知られていないが、現在の教団は環境問題や持続可能性をテーマにした啓発活動を積極的に行っている。これは谷口雅宣総裁の個人的な関心が強く反映されたもので、従来の「政治的な右派教団」というイメージとは大きく異なる。教団のウェブサイトでも環境保護や平和に関するコンテンツが前面に出されている。