多くの宿泊記ブログで絶賛の的となっているのが、客室からの眺望です。全453室の客室にはすべてプライベートバルコニーが設置されており、なかでも客室のレインボーブリッジビューは、対岸の東京タワー、芝浦の高層ビル群、刻一刻と表情を変える東京湾のサンセットを特等席から鑑賞できます。窓を開ければ潮風を感じられるリゾートライクな設計は、内陸部のラグジュアリーホテルでは決して味わえない唯一無二の付加価値です。
建物の歴史は1996年開業の「ホテル日航東京」に遡り、2015年にヒルトンへとリブランドされました。そのため「水回りのデザインに一世代前の名残がある」という指摘も一部に存在します。しかし、客室内のベッドリネン、カーペット、テレビ周りのAV設備やWi-Fiインフラは順次アップグレードされており、清掃の行き届いた清潔感とクラシックな上質感が巧みに調和しています。
エグゼクティブフロア滞在者およびヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員が利用できる「エグゼクティブラウンジ」は、以前課題視されていたカクテルタイムの混雑緩和策として、週末やハイシーズンにおける2〜3部制の事前エントリー方式が定着しました。夕刻のカクテルタイムには、スパークリングワインや厳選されたオードブル、温製フィンガーフードが美しく並びます。屋外テラス席を備えたラウンジから夕景を眺めながら過ごすアペリティフのひとときは、滞在価値を劇的に高めてくれます。