2020年代前半に立ち上げた「BMSG」は、日本のボーイズグループ市場における従来の構図を根底から覆した。だが、その裏にあったのは、睡眠時間を極限まで削り、全財産を投じて奔走する日高自身の壮絶な犠牲である。
事務所関係者は証言する。「彼は本当に休まない。経営者としての書類仕事、楽曲制作、所属アーティストのメンタルケア……一人で何人分もの役割をこなしていた。そんな極限状態の中で、彼の精神的な安全基地となっていたのが、今回結婚したお相手だったと聞いている」。
華やかな表舞台の裏で繰り広げられていた過酷なビジネスの戦場。そこから一歩離れた場所で、ありのままの日高光啓を受け止める存在の大きさを、本人が一番実感していたに違いない。