インターネット上の掲示板やSNSで散見される「新宿二丁目のバーはぼったくられるのではないか」という懸念。結論から言えば、現在の二丁目において歌舞伎町のような悪質な客引きや不当な高額請求を行う店舗は極めて稀であり、大半が明朗会計のシステムを採用しています。しかし、一般的な居酒屋とは異なるバー特有の会計構造を理解していないと、「思っていたより高かった」という認識の齟齬を生む原因となります。
二丁目のバーにおける基本的な料金システムは、主に以下の3要素で構成されています。
1. チャージ料(セット料金):1,000円〜2,000円前後
着席時に発生する基本料金で、お通し(チャーム・スナック類)や割り物(アイス・水・お茶など)が含まれるケースが一般的です。店舗によってはカラオケ歌い放題がセット料金に含まれている場合もあります。
2. ドリンク代:800円〜1,500円 / 杯
ビール、カクテル、ウイスキーなどの単品注文(ショット)の価格帯です。複数回訪れる予定がある場合は、焼酎やウイスキーのボトルキープ(4,000円〜10,000円程度)を行うことで、2回目以降の1杯あたりのコストを大幅に抑えることができます。
3. キャストドリンク(ごちそう代):1,000円〜1,500円 / 杯
ママやスタッフに「一杯どうぞ」とお酒を奢る文化です。これは強制ではありませんが、楽しい会話や接客に対するチップの意味合いを持ちます。何杯もごちそうした場合はその分が会計に加算されるため、予算をコントロールしたい場合は杯数を意識しておくことが賢明です。
また、店舗によってはサービス料や消費税(10%〜20%程度)が別途加算される場合があります。トラブルを防ぐためにも、入店時に「セット料金はおいくらですか?」「メニュー表はありますか?」と一言確認するだけで、安心して夜を楽しむことができます。