白泉社『ヤングアニマル』で連載中の代表作『3月のライオン』は、物語がクライマックスへと近づくにつれて休載や減ページが増え、読者から心配の声が寄せられてきました。この休載頻度の高さから「編集部と揉めているのか」「アシスタントとの関係悪化か」といった憶測が飛び交ったこともあります。
しかし、休載の真の理由は羽海野先生自身の健康問題と、圧倒的な作画密度の維持にあります。過去には入院を伴う大きな手術を経験しており、慢性的な骨格の痛みや体調不良と闘いながらペンを握っていることが公式コメントでも度々報告されています。
また、現場のアシスタントスタッフに対しては非常に手厚く、無理な進行を強いることなく、スタッフの労働環境や健康を最優先に考えたスケジュール調整を行っています。過密な締め切りに追われて雑な原稿を出すことを良しとせず、1コマ1コマに魂を込める姿勢を貫いているからこその休載であり、不祥事や制作体制の崩壊といった噂は事実無根です。