米国のハードなコースに対抗するため、吉田優利のクラブセッティングにも明確な変化が見られます。長年信頼を寄せるブリヂストンスポーツの機材を中心に、飛距離アップとグリーンでのスピンコントロールを両立させる緻密なセットアップが組まれています。
・ドライバー:ブリヂストン TOUR Bシリーズ最新モデル(ロフト9.5度前後)。シャフトは安定性を重視したカスタム仕様で、風に負けない強弾道を実現。
・フェアウェイウッド・ユーティリティ:3番ウッド、5番ウッドに加え、ロングアイアンの代わりに4番・5番ユーティリティを積極的に採用。長いセカンドショットから高弾道でグリーンに止めるための工夫です。
・アイアン:ブリヂストン 221CB/241CBシリーズ(6番〜PW)。打感と操作性に優れ、ラフからの抜けを重視したソール形状をセレクト。
・ウェッジ:BRM2ウェッジ(48度、52度、58度)。バミューダ芝の逆目でも跳ねにくいバウンス角の調整が施されており、彼女の生命線であるスクランブリングを支えています。
・ボール:TOUR B X / XS。スピン性能と風に対する直進性を兼ね備えたプロ仕様。
クラブセッティング一つをとっても、ただ飛距離を追い求めるのではなく、自身の持ち味であるコントロール性能を損なわずに長いコースへ対抗しようとする論理的なアプローチが窺えます。