東畑開人はなぜ心を掴むのか?『居るのはつらいよ』と話題の経歴を解剖に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。
東畑開人の著書は、重厚な人文書から通勤電車で読める平易な新書まで幅広く展開されている。読者が自身の現在の精神状態や関心に合わせて最適な一冊を選べるよう、主要著作の客観的スペックと読みどころを表形式で整理した。
項目(書名・刊行年)詳細・数値データ(受賞歴・発行規模)一般的な基準・対象読者層編集部の見解・評価『居るのはつらいよ』
(2019年・医学書院)第19回大佛次郎論壇賞
紀伊國屋じんぶん大賞2020第2位
ロングセラー継続中難易度:中〜高
人文書愛好家・援助職従事者・組織の人間関係に悩む層臨床哲学の到達点。自身の弱さを赤裸々に綴りつつ、制度論へ昇華させた傑作。全社会人必読の書。『聞く技術 聞いてもらう技術』
(2022年・ちくま新書)新書大賞2023上位入賞
累計10万部超のメガヒット
各種メディアで大反響難易度:低(平易)
コミュニケーションに疲弊した一般ビジネスマン・家族関係の改善を望む層実践的コミュニケーションの処方箋。「聞く」前に「聞いてもらう」ことの切実さを説く、入門に最適な一冊。『野の医者は笑う』
(2015年・文藝春秋)単行本・文庫化
第1回日本心理臨床学会奨励賞
著者原点のノンフィクション難易度:中
文化人類学・ルポルタージュ愛好家・精神医学の境界に関心がある層沖縄の民間信仰「ユタ」と近代精神医学の境界線を疾走するフィールドワーク。知的好奇心を刺激する快作。『心はどこへ消えた?』
(2021年・文藝春秋)文芸誌連載の書籍化
エッセイ形式で読者層拡大難易度:低〜中
日々の生活で「心の不在」を感じている一般読者・東畑文学のファンコロナ禍以降の喪失感を繊細に描き出す。日常の些細な違和感から深層心理を手繰り寄せるエッセイの白眉。