九州に熊はいない説の真相|絶滅の歴史と目撃騒動の裏側を追う

九州に熊はいない説の真相|絶滅の歴史と目撃騒動の裏側を追う

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日本列島におけるツキノワグマの生息状況は、地域によって極端な二極化を見せています。本州、四国、九州の現状をデータで比較すると、その断絶は一目瞭然です。

地域生息確認状況と推定頭数環境省指定区分登山・アウトドア時の危険度九州地方0頭(1957年以降の定着記録なし)絶滅(EX)極めて安全(遭遇リスク皆無)四国地方約15〜20頭前後(剣山系周辺のみ)絶滅のおそれのある地域個体群(LP)特定エリアのみ警戒(保護対象)本州(東日本中心)数万頭規模(分布域が市街地へ拡大中)地域により捕獲上限・管理対象極めて危険(熊鈴・スプレー必携)

四国では徳島・高知の県境に位置する剣山山系にわずか20頭前後のツキノワグマが生き残っており、保護プロジェクトが進められています。しかし遺伝的な孤立による近親交配が深刻で、存続の危機に瀕しています。対照的に九州は四国よりも早く個体群が途絶え、今日に至るまで完全にゼロの状態が定着しています。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。