【完全版】A-2デッキジャケットの年代判別!初期型タグ・三角フラップを徹底解説

【完全版】A-2デッキジャケットの年代判別!初期型タグ・三角フラップを徹底解説

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ヴィンテージミリタリーの年代特定において、タグの印字が擦れて読めない場合に決定打となるのがフロントジッパーのブランドとスライダー形状です。時代ごとの金属パーツの供給元やデザインの変遷が色濃く反映されています。

1960年代初期のモデルには、堅牢で重厚な真鍮製(ブラス)のCONMAR(コンマー)社製や、ワイヤー引き手を持つRAPID(ラピッド)社製、真鍮のTALON(タロン)社製ジッパーが頻繁に採用されていました。スライダーの滑り出しが重厚で、ヴィンテージ特有の無骨な質感を肌で感じられるパーツです。

1970年代に入ると、SCOVILL(スコービル)社製の「GRIPPER ZIPPER」や、角ばった頑強な「GENERAL(ジェネラル)社製」のブラスジッパーが主流となります。さらに1980年代の後期型になると、より軽量な「IDEAL(アイディール)社製」や樹脂混じりのスライダー、場合によってはシルバーカラーのニッケルジッパーや「YKK」製パーツへとシフトしていきます。

また、ジッパー以外にも脇下のベンチレーションホールの有無や、裾のサイドアジャスターベルトの金具形状(初期は無骨な鉄製バックル、後期はシンプルな金具やボタン式へ簡素化)、袖口内側に仕込まれた筒状のリブニット(ウールからアクリル素材への移行)など、細かいパーツの質感すべてが年代を雄弁に物語っています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。