ヴァレンタイン大統領が倒れた後も、物語は終わりを告げません。大統領が保険として並行世界から連れてきていたディエゴ・ブランドーが、最終的な障害として立ちふさがります。
この並行世界のディエゴは、恐竜化能力(スケアリー・モンスターズ)ではなく、時間を5秒間止めることができる伝説のスタンド「THE WORLD」を宿していました。遺体をマンハッタンの地下シェルターへ封印し、完全な勝者になろうとするディエゴと、全てを失いながらも前へ進むジョニィの最終決戦は、第7部のもう一つのクライマックスです。
最終的にディエゴを打ち破ったのは、スティーブン・スティールとルーシー・スティールの知恵でした。基本世界で死亡していた元のディエゴの遺体を接触させ、D4Cのルールである「同一物質の対消滅」を引き起こすことで決着を迎えます。大統領という巨悪の後に配置されたこの展開が、SBRを予測不能な名作へと昇華させました。