閉店後、多くのファンが「市内のどこかへ移転するのではないか」と期待を寄せました。しかし、ジュンク堂書店としての直接的な移転オープンは行われていません。
現在、かつてジュンク堂が営業していた福屋広島駅前店(エールエールA館)10階の跡地は、催事場やカルチャー関連フロア、美術ギャラリースペースなどとして活用されています。物産展や文化イベントが開催される賑やかな空間へと様変わりしたものの、天井まで届く本棚に囲まれた静謐な空間を懐かしむ地元住民の声は今も根強く残っています。
実質的な「移転先」としての受け皿となったのは、中区八丁堀の「天満屋八丁堀ビル」7・8階で営業を続ける「丸善 広島店」です。ジュンク堂と丸善は同じ「株式会社丸善ジュンク堂書店」傘下の兄弟ブランドであり、広島駅前店の営業終了に伴い、専門書発注のノウハウや顧客ネットワークは八丁堀の丸善へと一本化される形となりました。