ルーテル学院大学の真価は、卒業後の出口実績にありました。派手な大手民間企業への就職数ではなく、福祉・医療・心理の専門領域における就業率の高さが際立っています。
主な就職先には、公的医療機関、精神科クリニック、社会福祉協議会、児童養護施設、高齢者福祉施設、公務員の福祉専門職などが並びます。これらの業界において「ルーテル出身者」は、現場での誠実な対応力と倫理観の高さから、採用担当者の間で確固たる信頼を獲得していました。
さらに見逃せないのが、ルーテル学院大学大学院(総合人間学研究科)の存在です。臨床心理学専攻は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定大学院として長い歴史を持ち、附属の心理カウンセリングセンターを通じた実践的な臨床訓練には定評がありました。公認心理師・臨床心理士のダブルライセンスを目指す学生にとって、三鷹キャンパスは首都圏有数の実力派拠点として機能していたのです。