歯茎の奥に潜む黒い毒素!縁下歯石の恐怖と正しい除去法を徹底解説

歯茎の奥に潜む黒い毒素!縁下歯石の恐怖と正しい除去法を徹底解説

歯茎の奥に潜む黒い毒素!縁下歯石の恐怖と正しい除去法を徹底解説に関する深掘り解説を丁寧に解説いたします。

歯科医院で縁下歯石を除去する基本手技は、スケーリング・ルートプレーニング(SRP)と呼ばれます。これは超音波器具やキュレットと呼ばれる特殊な器具を用い、ポケット内の歯石を破砕・除去した上で、毒素が浸透した歯根面を滑らか(ツルツル)に整える治療です。表面を滑沢にすることで、再び細菌が付着するのを物理的に防ぎます。

「歯茎の奥を触られるのは痛そう」と不安を抱く患者は多いですが、SRPを行う際は基本的に局所麻酔(歯肉への浸潤麻酔や表面麻酔)を施します。麻酔が効いていれば施術中の痛みはほとんど感じず、器具の振動や圧迫感を覚える程度です。

費用に関しては、歯周病治療の一環として健康保険が適用されます。保険診療のルール上、まずは初診時の歯周病検査および縁上歯石の除去(スケーリング)を行い、歯肉の炎症をある程度鎮静化させてからSRPへと進みます。一度に全顎を処置すると出血や負担が大きいため、通常は上下左右を4〜6ブロックに分けて数回通院するのが標準的です。

  • 初診・検査・スケーリング(1回目):3割負担で約3,000円〜4,000円
  • SRP(ブロックごとの施術・2〜6回目):1回あたり約1,500円〜2,500円
  • 合計費用の目安:保険適用3割負担の場合、全顎完了まで総額10,000円〜15,000円前後

なお、歯周ポケットが6ミリ以上ある重度歯周病の場合、SRPだけでは器具が最深部まで届かないケースがあります。その際は、局所麻酔下で歯肉を一時的に切開・剥離し、直視下で歯根の奥底にこびりついた歯石と病巣組織を根こそぎ清掃する「フラップ手術(歯周外科治療)」が選択されます。こちらも保険適用が可能で、1ブロックあたり数千円〜1万円前後の負担額となります。

山田 真由
著者

山田 真由

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