神木隆之介とジブリの全軌跡!坊からマルクルまで歴代役と起用秘話

神木隆之介とジブリの全軌跡!坊からマルクルまで歴代役と起用秘話

話題沸騰中の 神木隆之介とジブリの全軌跡!坊からマルクルまで歴代役と起用秘話について、詳しいまとめを整理して公開しています。

神木隆之介とスタジオジブリの接点は、2001年公開の歴史的メガヒット作『千と千尋の神隠し』におけるオーディションから始まりました。当時わずか7歳だった彼が演じたのは、湯婆婆に溺愛される巨大な赤ん坊「坊」です。

宮崎駿監督は、商業アニメーション特有の「作り込まれた可愛らしさ」や、いわゆる「典型的な子役の演技」を極端に嫌う演出家として知られています。求めていたのは、計算や作為を一切排除した、子ども本来が持つ生々しい生命感でした。当時の制作資料や関係者の証言によると、オーディション会場に現れた神木隆之介は、物怖じしない人懐っこい笑顔と、子どもらしい素直な発声で、宮崎監督の心を一瞬で掴んだと伝えられています。

収録ブースで宮崎監督が求めたのは、「遊んでくれなきゃ泣いちゃうぞ」という駄々っ子の生々しい迫力でした。7歳の神木少年は、大人の指示を頭で解釈するのではなく、直感的にキャラクターの感情と同化してブースの中で叫び、体を動かしました。後に特番インタビューやメイキング映像でも明かされている通り、監督はブースのガラス越しに相好を崩し、「素晴らしい、そのままでいい」と絶賛を繰り返したといいます。この瞬間に、宮崎駿と神木隆之介の間に強固な信頼関係が結ばれました。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。