もち米とうるち米の特性を踏まえると、日々の食事管理においてどちらを選択すべきかは、個々の体質やライフスタイルによって明確に分かれます。
【もち米を積極的に食生活へ取り入れるべき人】
・持久力を要するアスリートや部活動に励む層:運動前のグリコーゲン急速充填、あるいは長時間のエネルギー消費を支える高密度な糖質源として最適です。
・冷え性に悩む人や冬場の活動量が多い人:東洋医学においても、もち米は「平性〜温性」に属し、うるち米よりも身体を芯から温め気力を補う食材として珍重されてきました。
・お弁当を持参する機会が多い人:1〜2割のブレンドにより、電子レンジで温め直せない環境でも柔らかくツヤのあるご飯を維持できます。
【摂取量や食べ方に慎重になるべき人】
・血糖値の乱高下を避ける必要がある人・糖尿病予備群:もち米は高GI値食品であるため、単体で食べるとインスリンが急激に分泌されます。食べる際は食物繊維が豊富な海藻、キノコ類、野菜類を先に摂取し、消化吸収のスピードを意図的に遅らせる工夫が不可欠です。
・夜遅い時間帯に夕食を摂る人:単位重量あたりの摂取カロリーが高くなりやすく、就寝前の血糖値急上昇は体脂肪蓄積の直接的な引き金となります。