冨永愛の公式な結婚歴は、これまでに1度のみです。そのお相手となったのが、フランス・パリで菓子職人として腕を振るっていた一般男性のパティシエでした。
二人の出会いは、冨永が10代後半からパリコレのトップモデルとして世界中を飛び回っていた2000年代初頭にさかのぼります。異国の地で孤軍奮闘していた彼女にとって、現地で同じく自らの腕一本で勝負していた日本人パティシエの存在は、大きな精神的支柱となりました。意気投合した二人は交際へと発展し、2004年10月に婚姻届を提出。当時22歳という若さ、かつキャリアの絶頂期における電撃婚は、国内外のファッション関係者に大きな衝撃を与えました。
翌2005年3月には、長男となる章胤氏を出産。ショーのバックステージに乳幼児を連れて現れ、授乳しながらランウェイを歩く冨永の姿は、ワーキングマザーの先駆者として世界的な喝采を浴びました。しかし、華やかなスポットライトの裏側で、二人の家庭環境には徐々に暗雲が立ち込め始めていました。