上川隆也の若い頃が超絶イケメン!大地の子から現在までの軌跡と真相

上川隆也の若い頃が超絶イケメン!大地の子から現在までの軌跡と真相

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天性の華を持つ上川隆也ですが、そのキャリアは決して平坦なエリートコースではありませんでした。東京都八王子市出身の彼は、中央大学経済学部(夜間部)在学中に演劇の魅力に取り憑かれ、本格的に役者の道を志すために大学を中退するという大きな決断を下しています。

その後、1989年に劇団キャラメルボックスへ入団。当時の劇団界隈では「チケットが最も取れない人気劇団」として急成長を遂げていましたが、その中心で座長的な牽引役を果たしたのが上川隆也でした。年間数十ステージに及ぶ過酷な公演をこなし、アクロバティックな殺陣や激しい感情表現を連日叩き込まれたことが、ブレない体幹と精緻な感情コントロールの技術を育みました。

『大地の子』での主演抜擢は、まさにそうした地道な舞台経験が結実した瞬間でした。全編の約8割が中国語のセリフという極めて過酷な条件下、彼は膨大な中国語のセリフをすべて丸暗記し、発音のイントネーションも完璧に叩き込んで中国ロケに臨みました。現地の中国人スタッフや共演した名優・朱旭(チュウ・シュー)氏からも「本物の中国人俳優かと思うほどの熱量」と絶賛され、第4回橋田賞新人賞を受賞。無名の劇団員から一躍、日本を代表する実力派スターへと駆け上がったのです。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。