口腔ケアの専門組織である日本歯科医師会は、食後の歯磨きや舌ブラシによる機械的な汚れの除去が基本であるとしつつも、それだけでは防ぎきれない体内性の臭いに対する正しい理解を呼びかけている。口の中の残留物を取り除くだけでは、肺から上がってくる呼気臭を止めることはできないからだ。
また、予防医学の第一人者である白澤卓二医師も、消化器系と代謝系への働きかけの重要性を指摘する。厚生労働省が提示する健康維持のガイドラインにおいても、適度な水分摂取とバランスの良い食生活が不要な代謝産物の排出を助けると示されているように、腸内環境を整えて排泄をスムーズにすることが、巡り巡って口臭・体臭対策の根本解決へとつながっていくのである。