テレビ番組では黄色いメガネ姿があまりにも定着していたため、「メガネを外した素顔」を目にする機会は極めて稀でした。そのため、たまにメガネを外す企画やオフショットが公開されると、視聴者や共演者から大きな反響が寄せられました。
メガネを外した笑瓶さんの素顔は、切れ長で非常に優しく、どこか師匠の笑福亭鶴瓶さんを彷彿とさせる柔和な目元が特徴的でした。後輩芸人たちからも「メガネを取ると、仏様のように穏やかな顔をされている」と慕われており、あの黄色いエッジの効いたフレームの下には、周囲への気配りを絶やさない人情味あふれる素顔が隠されていたのです。
鶴瓶師匠への弟子入り時代、師匠の温かい人柄を間近で見つめながら芸を磨いた笑瓶さん。師匠のトレードマークである丸眼鏡に対し、弟子である笑瓶さんが黄色のスクエア・ボストンを選んだことにも、「師匠への敬意を払いながら、自分自身の道を切り拓く」という独立心が込められていました。