原材料費の高騰や物流コストの上昇に直面する外食産業において、強力なIP(知的財産)とのコラボレーションは、客単価と来店頻度を一気に押し上げる特効薬となっている。
くら寿司の戦略が優れているのは、単に店舗にキャラクターのポスターを貼るだけでなく、「寿司を食べる」という行動と「ゲームにチャレンジする」という体験をシステムとして融合させている点だ。客は自ら進んで「あと5枚」「あと10枚」と注文を増やし、結果として店舗の平均客単価は跳ね上がる。このビジネスモデルは、国内の外食市場だけでなくグローバル展開を見据えた企業にとっても極めて強力な成功事例となっている。