フロントマンである川谷絵音をはじめ、ドラムのほな・いこか、ベースの休日課長、キーボードのちゃんMARIの4人は、現在それぞれが独立した第一線プレイヤーとして凄まじい存在感を誇っています。ほな・いこかは「さとうほなみ」名義での俳優活動において映画・舞台・ドラマで高い評価を獲得し、休日課長はタレント業や料理分野の著作で幅広い知名度を築きました。ちゃんMARIも作編曲家・サポートミュージシャンとして数多のプロジェクトで重用され、川谷絵音に至ってはindigo la Endやジェニーハイ、礼賛など多岐にわたる音楽活動を並行稼働させています。
こうした状況下におけるゲスの極み乙女現在活動状況は、「解散や休止を前提とした散発的な再結成」ではなく、「個々の表現力をバンド本体に還元する高密度な集合体」へと進化を遂げました。発表されるゲスの極み乙女ツアー日程は、かつてのような数十本規模のロングツアーではなく、東名阪を中心としたZepp規模のライブハウスやホール会場を厳選して巡る短期集中型のスケジュールが定着しています。本数が厳選されているからこそ、一度のステージにかける熱量と構築美は極限まで研ぎ澄まされているのが特徴です。