播州清水寺は、季節の移ろいとともに表情を大きく変える景勝地でもあります。特に11月上旬から下旬にかけての紅葉シーズンは圧巻の一言。境内を埋め尽くすモミジやイチョウが鮮やかに色づき、大講堂周辺の石段や仁王門が赤や黄色のグラデーションに包まれます。期間中に開催される夜間ライトアップでは、幽玄の世界が広がり多くの写真愛好家を惹きつけています。
また、春の桜や新緑、初夏のアジサイも見応え十分で、自然林を縫うように整備された登山・ハイキングコースを利用して麓から徒歩で登頂する愛好家も増えています。自然の起伏を肌で感じながら歩く参道は、心身のリフレッシュに最適です。
参拝の証となる御朱印は、西国第25番の墨書に加え、季節の特別御朱印や創建記念の限定切り絵御朱印などが授与されており、納経所には丁寧な筆致を求める参拝者の列ができます。さらに、数十年あるいは慶事の節目にのみ行われる秘仏御開帳の時期には、全国から特別なご縁を結ぼうと数万人規模の信徒が詰めかけます。