According Toの意味と使い方!MeがNgな理由と客観表現

According Toの意味と使い方!MeがNgな理由と客観表現

According Toの意味と使い方!MeがNgな理由と客観表現の概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

日本人英語学習者が最も無自覚に陥りやすい最大の落とし穴が、「私の意見では」「私によれば」と言いたい場面で「according to me」と口にしてしまう現象です。辞書的に直訳すれば成り立ちそうに見えますが、ネイティブが違和感を覚える原因は明確に存在します。

なぜaccording to meがNGな理由とされるのか。その本質は「客観的権威の不在」と「過剰な尊大さ」にあります。

アメリカ現代英語コーパス(COCA)やオックスフォード現代英英辞典の編纂データを見ても、according toの後ろに1人称代名詞(me, us)が配置される確率は0.1%未満に過ぎません。そのわずかな実例も、「偉大なるこの私によればね」といった強烈な皮肉(irony)やコメディの台詞として意図的に誇張されたものばかりです。

ネイティブスピーカーの認知心理において、according toは「客観的な事実や証拠を握っている外部の存在」に対して使う敬意や距離感を含んだ表現です。自分自身の頭の中にある私見に対してaccording toを使ってしまうと、「私は自分自身をあたかも神や絶対的権威であるかのように客観視して引用している」という奇妙で傲慢なニュアンスが生じてしまいます。

自身の見解や主観的な意見を述べる場合は、迷わずin my opinionへの言い換え表現を選択するのがプロフェッショナルの鉄則です。状況に応じて以下のように使い分けると自然な響きになります。

・In my opinion, we should reconsider the project timeline.
(私の意見では、プロジェクトの工程を見直すべきです)
・From my perspective, the proposed strategy carries unnecessary risks.
(私の視点から申し上げますと、提示された戦略には不要なリスクが含まれています)
・As far as I am concerned, quality must remain our top priority.
(私個人としては、品質を最優先事項として維持すべきだと考えます)

吉田 誠
著者

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。