公園の中心に鎮座する豊国神社は、出世開運や勝利祈願の神社として全国的に知られている。現在、参拝者の間で大きな話題を呼んでいるのが、季節や行事ごとに授与される限定御朱印だ。秀吉の馬印である「千成瓢箪」や豊臣家の家紋「太閤桐」が鮮やかにあしらわれた限定御朱印は、旅の貴重な記念として人気を集めている。
しかし、参拝前にぜひ知っておくべき秘話がある。実はこの豊国神社、明治時代に地元有志や全国の崇敬者の強い熱意によって建立されたという背景を持つ。徳川幕府の時代には秀吉を大っぴらに祀ることが難しかったが、時代の変遷とともに「庶民の英雄」としての復権を果たしたのだ。この歴史的経緯を知って境内に立つと、一基の鳥居や石碑の重みが全く違って見えてくるだろう。