高山一実が残した2冊のソロ写真集は、それぞれ明確に異なるコンセプトと魅力を持っています。2016年9月に刊行された1st写真集『恋かもしれない』(学研プラス)は、彼女の地元である千葉県南房総を中心に撮影され、等身大の少女のような無邪気さとヘルシーなビキニ姿が反響を呼びました。オリコン週間写真集ランキングでも首位を獲得し、ファンの間で伝説的な一冊となっています。
一方、2019年2月に発表された2nd写真集『独白』(徳間書店)では、フィンランド・ヘルシンキを舞台に大人の女性としての深みと静謐な美しさを披露。氷点下の北欧で見せた水着やランジェリー姿は、単なる露出にとどまらない叙情的な世界観を構築し、アートブックとしての評価も獲得しました。
発売当時の記者会見やインタビューで本人は、撮影に向けたコンディション調整について「無理な減量ではなく、水分補給や姿勢の矯正を意識した」と語っていました。ストイックでありながらも自然体を崩さないアプローチが、写真集全体の品の良さに直結しています。