名門・広陵高校から球界へ羽ばたいた広陵プロ野球選手たちの現在とはどうなっているのか。歴代レジェンドから今季注目の現役ドラフト指名選手まで、その顔ぶれを確認すると、現代プロ野球における広陵ブランドの厚みが如実に浮かび上がります。2026年の公式登録データによると、NPBに在籍する広陵プロ野球選手現役一覧は計13名を数え、セ・パ両リーグの主力として戦列に名を連ねています。
打線の中軸として屈指の実績を誇るのが、横浜DeNAベイスターズの佐野恵太選手です。明治大学を経てドラフト9位という下位指名から這い上がり、首位打者や最多安打のタイトルを獲得。キャプテンシーと卓越したバットコントロールでチームを牽引し続けています。捕手陣では、読売ジャイアンツの屋台骨を支え続ける小林誠司選手や、東北楽天ゴールデンイーグルスで的確なインサイドワークを見せる太田光選手が、いわゆる「広陵捕手王国」のプライドを体現しています。
さらに球界の視線を一身に集めるのが、明治大学を経て2024年ドラフト1位で楽天に入団した宗山塁選手です。高校時代から卓越していた守備のフットワークと広角に打ち分ける打撃技術は、プロのスピード感にも難なく適応し、次世代の球界を背負うショートストップとして首脳陣から絶大な信頼を寄せられています。投手陣でも、広島東洋カープのサウスポー高太一投手や東京ヤクルトスワローズの石原勇輝投手など、2023年ドラフト組が着実に一軍登板機会を増やしています。
一方で、2017年夏の甲子園で1大会個人最多本塁打記録(6本)を樹立し、地元・広島東洋カープから鳴り物入りで1位指名された中村奨成選手は、捕手から外野手登録への変更や激しい定位置争いを経験しながら、持ち前の長打力を一軍の舞台で完全開花させるべく正念場の戦いを続けています。