物語の冒頭で主人公エレン・イェーガーの母カルラを捕食した「笑顔の巨人」の正体、それこそがエルディア復権派の指導的立場にいたダイナ・フリッツである。彼女はかつてフリッツ王家の生き残りとして地下組織に合流し、同じ志を持つ医師グリシャ・イェーガーと出会って結婚、後のジーク・イェーガーをもうけた。
しかし、幼いジークによる告発によってマーレ当局に拘束され、楽園送りとなったダイナは、無知性巨人化の注射を打たれる直前、夫であるグリシャに「どんな姿になっても、あなたを探しに行く」という最期の言葉を残した。この誓いこそが、数十年後にパラディ島のシガンシナ区で起きた悲劇と直結していたのである。