なぜ不自然?自然なスカートの描き方と立体感を生む「3つの鉄則」

なぜ不自然?自然なスカートの描き方と立体感を生む「3つの鉄則」

なぜ不自然?自然なスカートの描き方と立体感を生む「3つの鉄則」の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でまとめました。

Q1:プリーツスカートのヒダの幅がバラバラになってしまいます。均等に描くコツはありますか?
A1:最初から1本ずつヒダを順番に描いていくのはNGです。まずスカート全体を「正面・右・左・奥」の4ブロックに等分し、さらにそれぞれを半分、また半分と「トーナメント表」のように分割(アタリ付け)してください。パース(遠近法)がかかるため、手前側は広く、画面奥や側面に回り込むヒダほど幅を狭く圧縮して描くことで、自然な円周上の均等感が生まれます。

Q2:シワを描き込みすぎると、布がシワシワのボロ布のように見えてしまいます。
A2:シワの描きすぎは「テンションのない場所」に線を引いていることが原因です。布がピンと張っている頂点(凸部)にはシワを描かず、引っ張られて布が収束する「支点」と、布がたわんで余る「谷間(凹部)」だけに絞ってシワを配置してください。「抜く部分(ツルリとした平面)」を意識的に残すことで、メリハリのある美しい布の質感が保たれます。

Q3:キャラクターの動きに合わせてスカートを動かす際、長さが変わって見えてしまいます。
A3:布の総丈(ウエストバンドから裾までの長さ)をコンパスのように意識することが重要です。風でめくれたり脚を持ち上げたりしても、生地自体の長さは伸縮素材でない限り変わりません。支点(腰の付け根)を中心とした円運動の軌道を薄く下描きし、その円弧の範囲内で裾が波打つように設計すれば、ポーズを変えてもスカートが伸び縮みするデッサン狂いを防ぐことができます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。