下処理を施したあけびの皮は、油や味噌、豚肉との相性が抜群です。家庭でも手軽に再現できる代表的な2大郷土レシピを紹介します。
■ 香ばしさが食欲をそそる「あけびの皮と豚肉の味噌炒め」
短冊切りにしてアク抜きした皮を、豚バラ肉やキノコ(マイタケやシメジ)と一緒にごま油で強火で炒めます。皮がしんなりとして透明感を帯びてきたら、味噌、みりん、砂糖、酒を同量で合わせた甘辛い合わせ調味料を回し入れます。仕上げに大葉の千切りや白ごまを振れば、ご飯のおかずにも晩酌の日本酒にも合う極上の一皿が完成します。
■ ボリューム満点の郷土の味「あけびの皮肉詰め焼き」
半分に割った舟形の皮の内側に軽く片栗粉をはたき、豚ひき肉に長ネギ、生姜、味噌、醤油、つなぎの卵を練り込んだタネをぎっしりと詰めます。崩れないようにタコ糸や爪楊枝で軽く固定し、フライパンに多めの油を引いてじっくりと両面を焼き上げます。皮のほろ苦さとジューシーな肉汁が絶妙に溶け合い、一口食べればあけびに対する既成概念が鮮やかに覆るはずです。