「地上線がダメでも地下鉄なら動いているだろう」という過信は危険だ。確かに地下区間は強風の影響を受けにくいが、水害という別の脅威に直面する。
近年激甚化する局地的な大雨や集中豪雨では、駅出入口や換気口からの浸水リスクが跳ね上がる。防水シャッターや止水板が稼働するほどの冠水が予想される場合、地下鉄であっても予防的な運転見合わせが行われる。また、地下鉄路線であっても郊外へ出ると地上に出て相互直通運転を行っている区間が多いため、直通先の地上線の乱れがそのまま地下鉄のダイヤ崩壊へと波及する事例が後を絶たない。