株式会社キョーリンをはじめとするフード・水質研究のスペシャリストたちが強調するのは、目に見えない生物濾過の重要性だ。水槽内にはフンや残餌から発生する有毒なアンモニアを分解する硝化バクテリアが生息しており、底砂やフィルター内に定着している。底床を徹底的に洗いすぎる行為は、この有益な生態系を一瞬で壊滅させてしまう。
理想的な水質管理のサイクルは、飼育匹数や容器のサイズによって異なるものの、通常期であれば「週に1回、20〜30%の換水」が黄金比率だ。水を換えすぎず、かといって汚れを溜めすぎない絶妙なバランスを維持することが、メダカの免疫力を高める秘訣と言える。