なぜ縦結びになる?綺麗なリボンの結び方とプロの裏ワザ徹底解剖

なぜ縦結びになる?綺麗なリボンの結び方とプロの裏ワザ徹底解剖

なぜ縦結びになる?綺麗なリボンの結び方とプロの裏ワザ徹底解剖とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

リボンを結んだ瞬間、結び目が90度回転して縦方向を向いてしまうのは、決して手先が不器用だからではありません。根本的ななぜ縦結びになるのか理由を紐解くと、ロープワークにおける「固結び(本結び)」と「縦結び(グラニーノット)」の構造的な差異に突き当たります。

リボン結び(蝶結び)は、1回目の単純な交差(ひとつ結び)の上に、2つの輪による固結びを構築する2段階の構造を持っています。このとき、1回目の交差で「上側から出た紐」をどちらに倒し、2つ目の輪を作るために「どちら側から巻きつけるか」によって、結び目にかかるトルク(回転力)の方向が決定します。

多くの人が無意識に行っている失敗パターンは、1回目に交差させた後、上側から出ている紐でそのまま輪を作り、下側から出ている紐を下から上へと巻き上げてしまう手順です。この動作を行うと、紐の重なりにかかる引っ張り強度が上下方向に働き、結び目全体が垂直方向へと強制的にねじれます。これが、どれほど引っ張って直そうとしてもリボンが立ち上がってしまう物理的な真相です。

つまり、縦結びにならない方法を体得するための鉄則は極めて明快です。「1回目に上側になった紐を、下から上ではなく、上から手前に被せるように巻く」、あるいは「下側にある紐で輪を作り、上にある紐を上から手前に巻きつける」という規則性を守るだけで、結び目にかかる力は完全に水平方向へと分散されます。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。