トランキライザーとは?精神安定剤との違いや依存リスクの真相を徹底解説

トランキライザーとは?精神安定剤との違いや依存リスクの真相を徹底解説

トランキライザーとは?精神安定剤との違いや依存リスクの真相を徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

トランキライザー(Tranquilizer)は、英語の「Tranquilize(静める、平穏にする)」に由来する医学用語で、日本語では一般に精神安定剤と訳されます。脳の過剰な興奮を鎮め、緊張や不安、幻覚・妄想などを和らげて精神的な平衡状態を取り戻す薬剤全般を指します。

一般の方の間でしばしば混同されるのが、精神安定剤との違いや睡眠薬との違いです。概念の整理を行うと、関係性は下図のように非常にシンプルです。

まず、精神安定剤とトランキライザーは基本的に「同じもの」を指す言葉であり、外来語か日本語訳かの違いに過ぎません。そして精神安定剤(トランキライザー)は、効果の強さや対象となる疾患によってメジャートランキライザー(抗精神病薬)とマイナートランキライザー(抗不安薬)の2種類に大別されます。

一方、睡眠薬との違いは「主目的と作用のピーク設計」にあります。マイナートランキライザーと睡眠薬は、同じベンゾジアゼピン系(または非ベンゾジアゼピン系)の受容体に作用するケースが多く、薬理学的な兄弟関係にあります。しかし、睡眠薬は「速やかに自然な眠気を導入すること」を目的に作られているのに対し、トランキライザー(抗不安薬)は「日中の意識を保ちながら、不安や焦燥感、動悸などの自律神経症状を取り除くこと」を主目的として血中濃度の持続が調整されています。

山崎 陸
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山崎 陸

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