ローファーのかかと脱げる原因と対策!100均でパカパカ解消する裏ワザ

ローファーのかかと脱げる原因と対策!100均でパカパカ解消する裏ワザ

ローファーのかかと脱げる原因と対策!100均でパカパカ解消する裏ワザの特集記事をお届けします。専門的な知識が詰まっています。

ローファーを履いて歩く際にかかとが浮いてしまう現象には、明確な構造力学的理由が存在します。一般社団法人足と靴と健康協議会(FHA)認定シューフィッターなどの専門家が指摘する革靴かかと抜け理由の核心は、主に以下の3点に集約されます。

第1に、甲部分(インステップ)のホールド不足です。ローファーは「怠け者(Loafer)」という語源の通り、紐を結ばずに脱ぎ履きできるスリッポン構造を持っています。足と靴を固定する唯一のストッパーは「甲の立ち上がり」ですが、ここに空間(隙間)が生じていると、歩行時に足が前方へ滑り込み、結果としてかかと側に余白が生まれてパカパカと脱げてしまいます。

第2に、新品の革靴特有の「ソールの硬さ(返りの悪さ)」です。歩行時、人間の足は足指の付け根(指の関節)で大きく曲がります。しかし、新品のローファーは靴底が硬くしなりにくいため、足裏の動きに靴底が追従できません。足のかかとは上に持ち上がるのに対し、硬いソールは地面方向に引っ張られるため、靴からかかとがすっぽ抜ける力が働きます。

第3に、「学生ローファーサイズ合わない」問題に代表されるフィッティングの誤認です。中高生の入学時、保護者や本人が「成長期だから少し大きめを」「スニーカーが26.0cmだから同じ26.0cmを」と選んでしまうケースが多発しています。スニーカーの表記サイズ(捨て寸を含んだ設計)とローファーの木型基準には実質0.5cm〜1.0cm程度のギャップがあり、最初からオーバースペックなサイズを購入していることが根本原因となっています。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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