かつて数十円から数百円のカプセルトイとして手に入ったガン消し。しかし、2026年現在のコレクター市場における取引価格は当時の常識を完全に破壊している。一般的な量産モデルであれば数百円程度の査定額に留まるものの、特定シリーズの限定版やパーツ完品となれば話は別だ。一見すると色褪せた小さなフィギュアが、専門店で10万円、20万円という高値で買い取られるケースが後を絶たない。
特に高額化が著しいのは、流通数が極端に少なかった番組放映末期のアイテムや、イベント限定で配布された非売品だ。パーツが一式揃っている状態であれば、コレクター間の争奪戦は激化する。箱やミニブック(取扱説明書)が残っていれば査定額は跳ね上がり、家の中から見つかったダンボール箱一箱分が数十万円の査定額に化けることすら珍しくない。