福岡センチュリーゴルフ倶楽部が他のゴルフ場と一線を画す最大のアイデンティティが、「日本初となる20ホールスタイル」です。一般的なゴルフ場はOUT9ホール・IN9ホールの計18ホールですが、同コースはOUT10ホール、IN10ホールの計20ホールで設計されています。
ラウンド時はこのうち18ホールを選択してプレーする形式を採用しており、残る2ホールはメンテナンス用の予備ホールや、コンペティションの特別アメニティホールとして機能します。常にグリーンやフェアウェイの集中的な補修・養生をローテーションで行えるため、年間を通じてツアー競技並みのハイコンディションを維持できる構造的な強みを持っています。
しかし、ゴルファーを待ち受けるコース難易度は決して甘くありません。朝倉市甘木の自然な地形の起伏を巧みに活かしたレイアウトには、随所に絡む広大なウォーターハザード、白砂が眩しい巨大なバンカー群、そしてポテトチップスのようなアンジュレーション(起伏)を持つ高速グリーンが配置されています。GDOや楽天GORAに蓄積された平均スコアデータを見ても、アベレージゴルファーが普段より3〜5打落とすタフな設定となっており、ティショットの落とし所を誤れば一気に大叩きにつながる設計です。
現在公表されている会員権相場は、かつてのバブル期の天文学的な相場から完全に調整され、現在は実需層が手の届く現実的な価格帯で推移しています。会員権業者への取材でも、「このクラスのチャンピオンコースをホームコースとして持てるのであれば、現在の総額は極めて割安」という見方が大勢を占めています。